ご無沙汰しております。
このブログを立ち上げた当初は「シニアに役立つ情報を提供しよう!」と意気込んでいましたが、体力気力が衰えるこの年齢に高いモチベーションを保ちながらブログを書き続けるのは結構難しいと痛感しています。
将来的にはブログでわずかでも収益を得たいと思っていますが、こんなに更新が少ないとGoogleアドセンスに合格することすら難しそうです。
そんなわけで、このブログはシニアをテーマにしたエッセイを中心に書く方向にシフトチェンジしました。もちろん有益な情報があれば書きますが、なんかそればかりだと更新が滞るのがオチな気がしてきました。
ということで、今日から私が今やっているフリーライターの仕事についてポツポツ書いていこうと思います。
50歳直前にライターデビューしてもうすぐ8年
私はもうシニアと呼ばれるアラ還ですが、なにを血迷ったのか50歳ちょっと前にフリーライターデビューした経歴を持っています。
ライター歴は約8年(大昔に2年ほど子育て編集誌のライター・編集をやったのも入れれば10年超)。収入はわずかですが、今も細々とライターを続けています。(はい。実年齢ほぼばれましたね)
最近は初めて商業媒体でインタビューつき取材記事も手がけましたが、慣れないゆえに色々やらかして落ち込みました……il||li_| ̄|○il||li インタビュイーが昔からの知り合いなのにやらかしちゃう私って……もう取材案件は二度と受けたくないよ……
私がフリーライターになった理由
おっと、話を戻します。
私がフリーライターになった理由は「お金がほしかったから」。それだけが理由です。
当時重度の更年期障害&軽度の甲状腺疾患で半死半生の状態だったのですが、子ども2人を家賃が高い都会の大学に行かせたおかげで家計が大赤字だったんですよ。
だからせめて家でできる仕事がないかと探し、ライターになる前にはこんなことをしていました。
・高額謝礼のテレビ視聴モニター(月1万2,000円、文字単価3円)
・高額謝礼の覆面モニター(不動産系・1モニター2万円)
・低額謝礼の各種モニター(1モニター数十円~数千円の現金または商品券)
それらに加えて家でできる仕事はないかと思い、いったんは昔ながらのやっすい内職をやることも検討しました。
そんな時に見つけたのがクラウドソーシングで見つけたライターのお仕事。最初は昔ながらの内職レベルの報酬の仕事しか取れませんでしたが、次第に単価が右肩上がりに上がってMAXでは生計を立てられる正社員、ミニマムな受注数でも扶養内パートぐらいは稼げるようになりました。
ブランクありキャリアなしの元専業主婦がライターを廃業していない理由
そんなわけで、廃業の憂き目に遭わずに今も細~~くライターを続けているわけですが、大きすぎるブランクがあってキャリアなしの私がなぜ廃業せずに済んでいるのか?それは以下に挙げる理由からだと思います。
1 まともな日本語の文章を書ける
ちょっと信じられないのですが、これだけで良心的な単価で継続的に仕事をくれるクライアントは数多くいます。なぜなら、今はライターの参入障壁が低すぎてまともな日本語の文章を書けない人までライターになっちゃっているからです。
それが原因でライターの報酬が値崩れしているのですが、それも致し方ないかと……私自身がリライトを依頼された際に元原稿に目を通した時、小学生でも書かないような稚拙な文章が並んでいるのを見てめまいがしたことも……私の文章も決して優れているとは言えませんが、この園児レベルの文章よりははるかにマシだと思ったくらいひどいものでした。
2 必要最低限の社会常識やマナーが身に着いている
これもまた信じがたいことですが、社会で生きる上で必要最低限の社会常識やマナーが身に着いていることが仕事をもらえる一つの条件となっています。
必要最低限の社会的常識やマナーとは、
- 何の連絡もなく締め切りを破る
- 明らかに無礼なメールやメッセージを送る
- 突然音信不通になる
- 突然やりかけの仕事を投げ出す
- 他のサイトの文章を丸ごとコピペする
といったことをやらないことですが、驚くことにいい年でもそれをやってしまう人が一定数いるんですね。(白目)
私はそのような人を傍観する立場で実害はありませんでしたが、それをやられた発注側はたまったものではありませんよね…
そのような人のあり得ない所業のおかげでライターの報酬が右肩下がりになる反面、上記のことを「やらない」ライターは継続して仕事をもらえたり、もっと報酬がよい案件に巡り合える可能性が高くなるのです。
これは世間知らずの私でも想像の範疇を超えていました。おそらく私は「やらない」側だったので今も仕事をもらえているのだと思います…(遠い目)
3 クライアントと円滑なコミュニケーションが取れる
クライアントと円滑なコミュニケーションが取れることも、ライターを続けるうえで意外と重要なポイントです。
実は長年家庭に入っていた私はその点にまったく自信がなかったのですが、実際にクライアントと話してみると意外とスムーズにコミュニケーションを取れることに気づきました。
おそらく、会社員時代や社宅生活、海外生活、子どもの学校のPTA、今も関わっている町内会や地域ボランティア活動などで、さんざん人間関係で揉まれた経験が生きているのでしょう。
まさに「亀の甲は年の功」(逆だったかな?)。長く生きているだけで身に着くスキルもあるんですね~(笑)
おかげで、8年間一度も1ヶ月以上仕事が途切れることなくライターを続けてこられました。
最低限の社会常識を身に着けてまともな文章を書ける人はシニアデビューでもライターを続けられる
なんかひどくレベルの低い話ですが、今はライターの参入障壁が下がりすぎたせい(おかげ)で「人並みの社会常識を有してまともな日本語の文章を書ける人は、シニアでもライターを続けられる」感じです。私自身がその証拠ですので、ぜひその点に自信があるシニアの方は試してみてください。
その分、業界全体の単価が下がってライターだけで食べていくのが厳しい状況にはなっています。でもこの8年のライター収入だけで夫婦で数年生きていける程度の貯蓄ができたので、今後もっとライター業で収入を上げるためのスキルアップを図っています。
それについてはまた次の機会にでも。今日はこの辺で終わりにしますね。
コメント